中学生野球のコーチ日記

東京で中学生軟式野球のコーチをしています。 2012年11月からは新たに1年生だけのチームで再出発。 毎週の練習日記を綴ります。

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今週末

今週末は、来週早々に開催されるグローバル会議の準備のため、練習は土日共に欠席します。

日曜日は、以前から監督に頼んでいた練習試合がやっと組まれたのですが残念。

しかし、前回ブログにも書いたように、全員での練習をした後で臨む試合でないと、

なかなか目標設定としては難しいですね。

今のままだと、そのうち勝てるでしょう、的な試合を重ねてしまっているように感じてなりません。



選手達のモチベーションを上げて、
全員が参加して、目標を持った練習をして、
精神的に強くなるために礼儀や感謝の気持ちを持ち、
そして勝って。

そこに、モチベーションが上がる要因がある。

そんな好循環にはやくならんとイカン。






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練習の人数

今日は、朝早くから行けたので明日の練習試合に向けて基礎技術練習をしました。

参加
中2:ユウタ、ヒロ、トモ、ユタカ、ユウスケ
中1:タマ

いつもいつも、練習参加の人数が少ない。
チームとして特にこの夏休みはトーンダウンしている。


久しぶりの朝早くからの参加なので、ウオーミングアップから診る事ができました。

が、あれは一体何をしているのだろうか?
と思うほどの練習内容。

思わず、ウオーミングアップを一からやり直しました。
まずは、5mほどのショートダッシュ
次に、1,2塁間を使って近距離反復ダッシュにヘッドスライディングを交えたウオーミングアップ。
全員、汗と泥で大変。でも私から言わせてもらえば野球です。
結果的にこのアップで全員体力を使い果たしてしまい、今日の練習はヘロヘロ。

驚いたことに、このアップの後の水分補給タイムに手を洗いに行く選手。
?????
まだ練習するんですけど・・・



なんとも、今まで何をやってきていたのか。

少なくとも、夏休み期間中はほとんど体を動かしていない様子。
自主的な素振りもマラソンも・・・

学校での部活動はどうしているのでしょう?
まだ、"ゆとり教育"、なんて風潮があるのでしょうか。


さてさて、
とは言うものの、明日の練習試合に向けて行った基礎技術練習は、
3牽制と軸足打撃。

3牽制とは、投手の牽制、捕手の牽制、走者の牽制です。
走者1塁で、バッテリーと1塁手で練習。
場面は、3ボール1ストライクを想定。
投手の1塁牽制はプレートを外さなかった場合は、次に牽制する時にプレートを外さなければならないルール。
走者は投球と同時にスチールのスタート。
捕手からの1塁牽制に間に合うように手から戻る。

結果的は、全員素晴らしいリードをとれるようになりました。
また投手も牽制を意識し過ぎると四球になってしまう事を理解できたハズ。
更に、牽制のバリエーションもかなりうまくなりました。
でも一人だけ、走者としてスタートと帰塁のヤマを張ってしまう選手がいたのが残念。
いずれにしろ、良い経験になったと思います。

軸足打撃は、最近どうもスエーしながら打つ選手が目立ったので実践しました。
まずは、
バットを構えたまま軸足だけで立ち、その状態で全員で列を作って、片足ジャンプでベース一周。
これでグロッキー。
でもその後の、
後手だけでバットを持って前手でボールをトスして打ち、2人1組でキャッチボールする練習と
ミートポイントを手前にして前後足荷重を1:9を目指す強打練習、
更に、後ろからのトスを打つ練習。
これらはなかなか効果的でした。
特に、ユウタ。
最近はグリップの動きが大きすぎるので先週も注意しましたが、
それなりに意識していた様子。声出し練習の時も自身でその点を叫んでいました。
今日の打撃ができれば、明日の練習試合は十分に4番を任せられます。

前回の試合では1年生のリョウが4番に入りました。
2年生は違うぞ! という所をぜひ見せて欲しいですね。
今のところ、4番はこの2人で競わせていくつもりです。




と言う事で、今日は守備練習は少な目でしたが、
冒頭でも言及したように、ウオーミングアップでヘロヘロ。
その後は、ダラダラする姿勢が目立つ中で何とか技術練習で盛り上げた状態。

フェニックスはクラブチーム。
自由に参加している組織です。
野球をやりたいから練習に来ているハズですが、4月以降どうもノリが悪い事が多くなっている。
選手達はどのように考えているのやら。
指導するコーチも人数が少ないのが辛いところ。特に土曜日。

このような時だからこそ、選手達の意識を統一させ、指導方針も徹底するために、
クラブチームとしての理念の再確認が必要と痛感しています。

当クラブ発足時は、やりたくても野球をできない近所の子供達を集めたのが切っ掛けと聞いています。
そこからは、好きなように好きな野球をヤル、というのが理念の一つと考えられますが、
そうであれば、それをベースとした今の選手の目標を決めなけれいけません。

好きなようにヤル、という事はどのようなことなのでしょうか?

団体行動というものは、このように一致した目標のベースになる考え方は必要不可欠です。



今日の練習の最後にちょっとしたトラブルがありました。

午後の練習にくるチームが練習を始めているにも関わらず、
荷物を持ちながらそのチームの練習する中を通ってグラウンドから出てきました。
このような態度は野球人として許せません。
確かに苦しい練習を4時間30分やった後なので身体が疲れているのはわかりますが、
他チームへの失礼な態度は反省すべきです。

キャプテンと副キャプテンに考えさせる事にしました。
どのような野球をやりたいと考えるのか。
あくまでもクラブチームとして。



まだまだ、試合で勝つには時間がかかりそうです。

いや、まだ勝ってはいけないのかもしれません。

少なくとも、
試合前に9人の選手が、"どうやって勝つ"、という同じ目標で苦しい練習を経るまでは。
今は、練習に来る人数が選手も指導者も保護者もまだまだ揃っていない。






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こんな練習ができるのに

タイトルにあるように、今日は素晴らしい練習でした。

参加
中2:ヒロ、トモ、ユウスケ
中1:リョウ、サトシ、タマ、カイ


先週の事があったので、どうかと思っていましたが、
終わってみれば、素晴らしい練習ができました。

今日は、中学校のグラウンドが使えないので小学部が使っているグラウンドの端っこを使わせてもらって練習。
中学校を使えない時に数年前はよくこの小学校のグラウンドで練習をしたものでしたが、コーチ陣に父兄がいなくなり、コーチの人数が減ってからは機会が減ってしまいました。




さて、練習内容です。
狭いスペースでの練習のため、ちょっと技術よりにしてみました。
トラブルのあった次の練習ということもあって、ルーチンではなくしようとの計画です。

技術の狙いは2点。
1つ目は、守備で徹底的にボールを下から見るように慣れさせる事。
2つ目は、打撃で後ろ側半身でセンター方向へ押し出す感覚を身に着ける事。



まずは、守備。

いつもの内野ノックで、受けた野手は中間の位置まで近寄り、
次選手のノックの打球を体全体で潜り、ボールを下から見ます。
目を離すと顔に打球が当たります。低い姿勢にしないとくぐれません。
これはよくやっているので、そこそこ出来ていました。

次は、ピボット送球。
驚いたのは、このピボットスロー。
本当に短時間で全員がうまくなった。
特に、サトシとユウスケ。
この二人は、軸足を刺すというイメージが腑に落ちたようで、素早かった。

次に、1、3塁近辺に野手を置き、真ん中の選手はノックを受けたら捕球後に胸からダイビングして自分の判断で2人の野手のどちらかに送球します。
このダイビング後のピボットでは、もう一つの工夫をしました。
捕手、1,3塁、ノック受け、カバー2人で構成。
数回繰り返した後のローテーションの際は、必ず全員が違うポジションになるように、としました。
途中で、捕手が近辺のボールを拾うために交代に間に合わない事があり、
タマちゃんが繰り返す事になってしまいました。
全員が違うポジションにするためには誰かが率先して捕手のポジションに来ないと、捕手からは全てが遠いので代わる事ができなくなってしまいます。
選手達に、何故か、どうすれば良かったか、考えさせました。
すると、率先してユウスケが、
自分が捕手に一度も行かなかったのはチームの事を考えていなかったためだ、
と言ってきました。
このような考え方ができる選手達なのです。
今日は技術練習と言いながら、ノックを後ろに逸らすと全員で腕立て。
結構、ハードでした。

練習の最後にはフリーに内野ノックをしましたが、練習効果がテキメン。
しっかりとボールを見て追い、ピボットの感覚があるので逆シングルでもダイビングを試みる事ができます。
この時は全員泥まみれになってダイビングキャッチ連発。
捕れないボールの方が圧倒的に多いにも関わらず、
彼らは声を出し、仲間に声掛けして、率先してボールを呼んで、
ダイビングする姿勢は圧巻。
隣で練習している小学生に必ず良い刺激となった事でしょう。
これほどアグレッシブな守備練習は、過去8年間では無かった事です。


驚いたのは、カイ。
彼は最も野球経験が少なく、また体つきもまだ子供なのですが、
見た目以上に身体を動かす能力が高そうです。
このダイビング、最も綺麗に体を反って胸から入るのはカイがNo.1でした。




打撃では、あまり広いスペースを使えないので、
私がよくやっている、
右手にグラブ、左手にバット、これでノックをするのを対面で行い、
キャッチボール形式にしてみました。

これは私が学生時代にテニスをしていた時に気付いた事ですが、
テニスとセンター返しまたは流し打ちがあまりにも感覚が似ているのです。
以前のブログにも書きました。

それと、最近のトモのバッティングでのスイングの軌道がチームNo.1。
これに近づける良い練習です。
やってみると流石にトモが最もうまく打っていました。
全員真っ直ぐ前に強く打つ感覚を得られた事と思います。
ヘッドが下がる癖のあるヒロは案の定、苦戦。
強い打球は打てるもののフライになってしまいます。
相対的に1年生には難しかったかもしれませんが、思った以上に有効な練習でした。
そこで簡単にこの打ち方で紅白戦をして見ましたが、
中学校のグラウンドでやってみたいメニューです。



吉井部長にはブルペン捕手を務めてもらい、リョウ、トモ、ヒロの3選手の投球を診てもらいました。
やはりピッチングをすると腕の使い方を意識するためか、リョウの肘先を動かす悪い癖は多少ではありますが修正されていたように思います。すぐ戻ってしまいますが。
トモは最近ピッチングから離れていますので時間が必要ですが、センターからの返球のイメージを投球にも生かせるようになると半年後には面白い存在です。
ヒロはセットとワインドアップとの差が激しいと吉井部長が言っていました。
試合で点を捕られてしまうのはここが大きな原因との指摘。
この選手は、以前にも書きましたが、投手としての気持ちの持ち方が余りにも未熟です。
私と対戦するときには時折、抑えてやろうと気持ちを込めてくるときがあって、その時は左打者からすると腕の振りが言えない事もあり、打ちずらい投手です。
しかし試合ではなかなかその気持ちが見えてきません。
ここがポイントでしょう。
この投手としての気構えはタイチの方が一歩リード。


さてさて、本日の練習。
途中で全員の前で、今もっとも心配な選手はサトシだ。と発表しました。

『ゲームで朝方まで起きている、飯を食わない、
 そんなことはどうでも良い。(良くはありませんが)
 ただ、お前の良いところを自分で殺すな!
 良いところはなんだ!?』

『んーーーーーー?』

がっかりしました。
でもそのあと、

『声出しと練習に取り組む姿勢だろ?』

気が付いたようです。
今日、最も声を出していたのは、このサトシです。
サトシの声出しに皆もつられます。




本当に、今日は全員が声を出し、仲間を鼓舞し、ボールに食らいつき、
その結果、物凄く今日1日でうまくなりました。
途中で罰ゲーム的に実施した腕立て伏せでは、選手から、
『コーチも一緒に!』なんてわけわからん声がけがあったので
一緒にやってみましたが、地面の熱いのなんのって、
あいつらは本当によく頑張っています。

でも、すぐに戻ってしまうかもしれません。
中学生野球はこの繰り返しです。

すこしずつ、考える事もスムーズになってきています。
先週の五藤コーチの指導も功を奏しているのだと思います。


さあ、3年生の居ない我がチームにとって
秋の大会は他チームの3年生と戦える最後のチャンス。

一発かましてやろう!




思った以上にノッていた練習だったので、最後に一つアドバイス。

ボールを弾ませる野球から、ボールを潰す野球に入れ。
小学生まではボールがかってに弾んでくれていた。
中学生になったら自分からボールを潰すイメージでプレーする事。
そのイメージがスイングを強くし、守備でもボールを怖がらなくなる。
そのためには、手でまたは足で踏んで、ボールを潰してみる事。
それが片手でできるくらいの握力が付けば・・・



明日は休みます。





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トラブル発生

以前から問題だった、取組姿勢。
昨日は、とうとうトラブルになってしまいました。

参加
中2:ヒロ、トモ、ユタカ、ユウスケ
中1:リョウ

練習開始時間になれど、倉庫の前で座って動かなかったとの事。
開始時に唯一参加していたあるコーチがこれを見て、反省を促すために練習を急遽中止に。
そのコーチは以前から何度も指摘している事です。
今回も何度も声を掛けたのでしょうが、選手の態度に変化が見られず、
相当に怒ったのでしょう。


私が家を出る時に、そのコーチから中止にするとの事は、既に連絡を受けていました。
心配だったのでとにかく行ってみたところ、
到着した時は既にそのコーチは帰宅していましたが、
やはり選手達は流石にヤバいと思っていたのか帰る事もできずにそのまま倉庫前にいました。


しっかりと考えさせる事にしました。

まずは、そのコーチに謝りに行くか、または、
とりあえず練習を始めるかを決めさせたところ、
選手達は謝りたい、と言ってきました。

しかしどうやって?

当然私はそのコーチの電話番号を知っています。
ここで私の携帯を貸して謝った場合、
中学生達は事の重大さを理解し、今後の糧にできるかどうか。
私からは連絡の仕方も含めて自分たちで考えさせる事にして
電話番号の事には触れず、謝る気があるなら自分たちでそうして来い、とだけ指示。

そこから約3時間。
私一人炎天下のグラウンドで待ちました。

やっと帰ってきたと思ったら全員下を向くばかり。
連絡先を調べようと、選手の家で名簿を見たり、本屋に行って電話帳をさがしたり、
自分たちで考えうる行動をしたそうですが、見つからなくて帰ってきたそうです。

『連絡先がわかりませんでした』
と、ある選手が言ってきたので、そこでやっと、
私から電話番号なら教える事はできるよ、と。

小銭を持たせて選手達はまた出ていきました。

30分後、
今度は多少ホッとした様子がうかがえる顔色で帰ってきました。

『夕方に、大人のチームで練習をしているから、そこへ来い。』
と言われたそうです。

良かった。当日中に顔を合わせる事ができる。
やはり、まずい事をやってしまったら早いうちに面と向かって話をしないといけません。

夕方はうまく会話ができ、今後の方針などの確認ができたとの事でした。
そのコーチも、そこまで会いに来た選手達の心意気をかっていました。


今回の事の発端は、以前から指摘している自主性を含めた練習に取り組む態度です。
この日はお盆のため参加人数が少なく、また極度の炎天下。
しかも夏休み中盤。
なかなか気持ちが乗ってこない状況が揃っていました。

しかし、野球なのです。
感謝の気持ちを持てなくては野球をやる資格はありません。
自ら率先して活動する気持ちがなくては、チームプレーは成り立ちません。

いつもそのような取組姿勢を指摘していたコーチは、今回は事の重大性を指摘し、
いろいろな事も加味して、練習を中止にしたのだと思います。

本気で怒ってくれる大人がいてくれる有難さは、
まだ中学生にはわからないかもしれませんが、
今回のトラブルに対して執った行動は、
明らかに今まで自主性の無かった選手達には
大きな勇気を持って自分たちで考えた結果であり、
大きな財産になった事だと思いたい。

その行動自体を、私は褒めてやりたい。

当然、練習態度に対しては、改善しなくてはならなく、
それも自分たちで感じてくれたことだと、期待します。

そんな中、最後の20分だけボールを触って軽い練習はしました。
気持ちが入らないのは、仕方なし。

残念なのは5人の選手の中で一人だけ最後までわかっていない選手がいた事。
全員が全員で反省し、チームとして一人も脱落しないで人間として成長していって欲しい。
そう願うのですが、全員が同時にというのはなかなか難しいものですね。



とにかく、
精神面で人間としての成長に繋がる事のできる
1日になったのではないか、と期待して止まない日でした。



でも、実は私の誕生日でした。
午前中、炎天下の中で一人。選手を心配しながら待つ身の辛さ。



そんな時間に、
マウンドを使ったシャドーピッチングをやって過ごしました。
20回のシャドー後に5球の実際のボールを投球。
これを5セットくらいやったかな。

そして再確認した事が一つ。
やはり、ピッチングはヒップファーストが非常に重要であるということ。

これは体全体をしなやかに使うことに繋がり、
その結果として、
球の勢いをつける事ができる効果と、
コントロールを良くする効果がある。

特にコントロールです。
これはヒップファーストによって下半身から、
ボールを投げる方向へ体重移動することになり、
その体の動きに合わせて腕を振ることで、
腕だけでコントロールする場合と比較すると格段に良くなります。

何十年も前の学生時代からこういう練習をしたいと思いまながら、
なかなか出来なかったのですが突然のチャンス(?)で出来た今日の私の練習。
(私が今更この練習をして意味があるかないかはよくわかりません)




中学生選手は、もがきながら成長を自覚し、
48歳にオヤジでも成長できることを再確認できた大変な1日でした。






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考える野球

今日は通常練習。でも参加は7人と寂しい人数でした。

参加
中2:ユウタ、タイチ、ユタカ、ユウスケ
中1:リョウ、サトシ、タマ

いつも言っている事。
ミスは一杯しろ!
ただし、同じミスを繰り返すな!

どーも、繰り返す。



今日は、送りバントの練習から入りました。
送りバントでは、ストライクのみ実施。
でもそのストライクを見逃したり、ボール球に手を出してフライになったり。
それを繰り返してしまう。
まだ1年生にとっては精神力が伴っていないせいかも。

ある選手は最近なかなかノッテいない。
先週の試合もボーンヘッドあり、練習からして集中していない。
入部当初はよく声を出してチームのムードメーカーにもなっていたのだが。
聞くところによると、練習前日にも関わらず朝方までゲームをしているとか・・・
この年頃にはよくあるバイオリズムかも。早く復活してくれることを切に願います。
入部後数か月した時には1年生ながら練習で、
打ってはホームラン、守備でもダイビングキャッチまでできる選手なのだから。
野球に取り組む姿勢は手本にすらなれるハズ。

サトシ、待ってるぞ!




話を戻して、今日はそんな状況だったので、
あまりにも気合が入っていない時によく行うチームベーランを合計3回。

ベーラン1週を10人でリレーしてトータルタイムを競う。
今日は7人なので1回につき3人が2周走ることに。
タイチとユタカは3回とも2週走っているので合計6周。これ、けっこうきついです。
自分が手を抜くと全員でタイムクリアするまでやらなければならないので、本当に手を抜けない。

最近は10人で3分30秒を最低クリア目標にしていましたが、
ここにきてタイムが向上。今日のベストは3分9秒が出ました。

まだまだ1年生のタイムが伸びませんが、その分2年生が貯金を稼ぐチームリレーができつつあります。
それに引っ張られ、1年生も最近ではかなりタイムが伸びています。
人数か少ないため必ず2,3人が2週を走る事になりますが、その選手は率先しています。
これは素晴らしい。
しかもチームメートの走りを見ながら自分でペース配分を考えるようになっています。
まだ1年生は20秒を超えてしまう選手もいます。
2年生には16秒台で走れる選手もいます。
(今の3世代前には15秒台で走る選手も居ました)
走力は皆バラバラです。決してエリート選手が集まったチームでもありません。
だからこそ、チームの事を考えて走る事が大切なのです。
自分がここで頑張ればチームが向上するんだ、という事。



さてさて、
送りバントがなかなかうまく行かないので、3人対4人で、バントのみの紅白戦。
ただし、打者一巡で1イニングとし、各打者はランナー2塁の状況でスタート。
2塁ランナーと打者走者合わせて進んだ塁の数だけ点数としました。

目的は、送りバントでバントをすることをゴールとするのではなく、
如何に先の塁へ進むかという、要するにゴールを1つ先へ伸ばして考えさせる事としました。

これがうまく行き、最後はセーフティでプッシュバントまで成功。
やはり野球は、ただ厳しくではなく、考えながら楽しくやる事が必要です。

チームは2年生対1年生で振り分け、多少2年生にはハンデを与えた結果、
なんとちょうど、1勝1敗。



そこで次は、バントではなくフリーに打たせてみました。
ルールは同じ。
ただし、1球でしとめる練習とするため、0ボール2ストライクから開始。

するととたんに2年生の圧勝。
やはりここは経験の差。

1年生には守備位置に工夫が見られませんでした。
全員が中途半端なポジションで、上を越されたり1塁で刺せなかったり。
考えるチャンスを与えるため、打つ前に1球は試し打ちをさせたにも関わらず守備位置を改めない。
私から指摘するのは簡単ですが、自ら気付いて欲しかった。

中学生とはいえ、まだまだ子供の野球です。
考える野球どころか、やらされる野球をしてきていた代償です。

流石2年生はその点、中学野球というかフェニックス野球に慣れてきているので
各自の工夫がうまくいっていました。

そうは言っても、まだまだ試合で勝てていない事を考えると
工夫が功を奏していないということでしょう。


今日のような練習は少なくとも5人対5人くらいでやれると効果的ですが、
いかんせん選手の人数がいないので、難しいですね。




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コーチとは?

いきなり難しいタイトルで入ってしまいましたが、
本当に難しい。

我々はクラブチーム。学校野球部ではありません。

そうは言っても、野球をうまくなりたい、と願って入部している選手もいれば、
なんでも良いから楽しい事をやりたい、と期待して入ってきた選手もいるはず。

根本的には、そのクラブチームの理念がしっかりしていないとチームとしてのSustainabilityを維持できないと思いますが、それはさておき、コーチにはどのように信念が必要なのでしょうか?

最近私の好きなプロ野球チームが好調です。
しかし今日は、とある投手が逆転されてしまい、苦戦中。
その選手は昨年も期待され、がまん強く試合にも起用されていましたが、
今年2月からのキャンプから調子が上がらず、最近まで2軍生活でした。
チーム状況からしていつまでも2軍で良いわけがなく、1軍に上がってきたばかり。
1,2試合は無難でしたが、今日は良いところで起用され、あっさり逆転されてしまいました。

期待される、されていた選手です。
従って実力は当然ながら多くの人が認めているのですが、結果は上述の通り。

以前にファイターズに入った斎藤投手が『持っている』という表現をしましたが、
上述の選手は正に『持っていない』選手なのでしょうか。


なにか切っ掛けが必要です。
『持っている』選手がいる一方、そうでもない選手であっても
誰もがそのような選手に成れる可能性はあると思います。


昨年にMLBへ挑戦した元阪神タイガースの藤川投手。
この投手は、清原選手が『ストレートで勝負して来ない』と批判していました。
(この批判自体ナンセンス)
なかなか自信の持てる速球が投げられなかったようです。
しかしある時あるコーチが軸足に関する気付きを藤川投手に指摘したところ、
それが切っ掛けになって、あのホップするような速球が生まれたようです。

相当古い話ですが、
もう30年前くらいになるでしょうか、間柴という投手が大洋ホエールズにいました。
良い投手でしたがなかなか勝てません。そこで日本ハムファイターズとトレード。
そのトレードの翌年、間柴投手は開幕から15連勝。
トレードが良い切っ掛けになったのでしょう。



話を戻しましょう。
中学生野球のクラブチームのコーチは、技術や精神論、更には戦術などのコーチングは勿論必要ですが、
やはり最も大切なのは、
選手に切っ掛けとなる『気付き』を与えてやる事ではないでしょうか。

ある選手に対して、『良いところを持っているんだけどな~』
と言うなら、それを伸ばすように選手自らが思える切っ掛けを与えてやるのです。
あれがダメだ、これがダメだ・・・、これではコーチでも野球の先輩でもありません。

中学生なので、野球だけでなく人生経験も浅く、
また大人になる過程で精神的にも非常に不安定です。
 (大人になってもそのような人は実は多くいますが、
  若いうちに多くの事を経験しておく重要性がわかります)
したがって、その選手の立場で物事を考えてやり、客観的に指摘してやる事が重要です。

もう一つ重要な事は、我々が学生だったころとは時代が違う事を理解することです。
我々世代はいわゆるスポコン世代。
それを今に適用しようとしても、環境分析ができていないビジネスマンと同じです。
我々と違う中学生に対して文句を言うのではなく、
『だからどうするべきか』を考えなければいけません。

通り一辺倒に、
 xxしろ!
 xxしないからダメだ!
 xxできるから凄い!
こういうコーチングはプロの世界の話でしょう。
いや、プロでもどうか。

できることなら、
 以前はxxだった。
 今はxxだ。要するにxxに変化してきている。(成長、退化、変化なし)
 今後はxxを目指そう。(※)
 目標はxxまでにxxだ。
 だから今はxxをしてみたらどうだ。

問題は上述の(※)を選手と共有することではないでしょうか。
そのために様々な切っ掛けをあたえてやるのです。

将来の可能性を無限に持つ中学生と対峙するためにはコーチも本気が必要です。
だから時には、怒鳴る事もあるのです。
本質的には、その本人の立場で考え、かつ客観的に指摘する事で本人に悟らせるのです。

私は、このフェニックスを通じて、
選手個々の自らが実践するコミュニケーションを体験してほしいと考えています。
それは私の47年間の経験から彼らに紹介する事ができるものであり、
野球を通じてだからこそできる事です。

野球の巧い下手はその次です。
チームワークがないまま、チームメートに気配りができないまま作られた強いチームには興味ありません。


フェニックスのある選手が言っていました。
とある強豪チームは個々のレベルが高く、全体練習なんてあまりしないそうです。
(確かに人数も多いので全体練習で動いているのは1/3くらいの人数でした)
それでも強い野球を展開しているのは、尊敬に値するのかもしれませんが、
しかし、私はそのチームとの試合で我々の選手達がいつも意気消沈してしまう事が悔しくてたまりません。



くさい事を書きますが、
中学生の選手達は、私達の年代以上に難しい社会の中を生きていくことになります。
生活環境を支えるエネルギーの変革、新技術の開発、グローバル競争の激化、災害に対するリスク管理、・・・

おっと、違うブログのテーマになってしまいましたが、
でも私がコーチをしている真の理由の一つが正にこのような点です。
このような社会に向けて、堂々と対峙していける素養をこのチームで養ってほしいのです。


その切っ掛けの一つが野球であり、その中で様々な気付きを得て欲しいのです。

その野球をやるにも切っ掛けや気付きが必要です。

コーチングとは難しいものですね。




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セオリー

以前のブログでも書いたように、
少しずつ野球のセオリーや技術に触れていこうと思っています。


そこで、先日の試合で指示した2つのセオリーを紹介。
実は、あまりうまく機能しませんでした。
そのため、改めてブログに書き留めておいて今後の理解に少しでも繋がることを期待します。


1つ目は、バッテリーの攻め方

2つ目は、2アウト1塁の時のランナー牽制





①バッテリーの攻め方

これはそれこそ千差万別。
しかし、少ないチャンスで確実に打者を仕留めるためのテクニックを紹介。

0ボール2ストライクの時。明らかに投手有利の状況。
しかしながら3球目を打たれるケースが実は多い。

これはバッティングセンターと同じでストライクが続くことで打者の目と体が慣れてしまっている。
特に2ストライク目がたとえ空振りであっても打者はスイングに対して体が馴染んでいます。
また、次は打つ! と待っている 打者にスッと投げてしまうのは危険。

ここは、アウトコースにボール球を投げて、打者に考えさせる事が必要。
焦っている打者が手を出してくれれば儲けもの。

もし、早いスライダーを持っている投手ならとても有効です。
打者はストライクゾーンを広く待っていますので、きわどいコースから外れていくスライダーにはどうしても手を出さざるをえません。

それにアウトローへの速球が加われば間違いなし。
ボールの出し入れとはこういう技術ですね。

軟式野球でいうと、ここで注意が必要なのはアウトコースに外す、という事。
インコースだとうまく当たられてしまいます。




②2アウト1塁時にランナーは基本的には盗塁、またはエンドラン。

野球ではヒットなんてそうは続きません。
2アウトでランナー1塁の場合にフリーに打たせても3塁に進むことが精いっぱい。
となると、もう一度次の打者が打たなくては点は入りません。
要するに、そんな都合の良い事が連続では起きにくい野球では、打者まかせではなく、
ランナーとのコラボでチャンスを拡大する事が必要です。
従って、このケースでは盗塁が非常に考えやすい作戦です。

例え盗塁失敗しても、同じ打者が次の回にもう一度打席に立てるのです。
これは打者心理からすると非常に有利。
また、相手チームに対して走ってくるというプレッシャーを与える事ができます。
全く動いてこないチームは怖くはありません。

ただしその時の打者が出塁を期待できない場合は、次の回の先頭にしないように敢えてそのまま打たせる事もあります。しかしそこは育成の面からして、打てないからこそバントの構えで盗塁をサポートする経験のチャンスだったりします。
このようなケース(2アウト1塁で経験の浅い打者)では私は必ずヒットエンドランをさせます。
サインを出してやる事で、打者の迷いを払拭します。
更に失敗してもサインを出した私の責任です。
弱気な打者は打つ事を後押ししてやる事で意外な打撃をするケースがあり、そこで自信を持たせてやるのです。

このようなスチールは特に打者が2ストライクの時には大変有効です。
理由は、上述の通りですがそれに加えて打者不利な状況のため尚更出塁の期待が薄くなっているためです。





なぜこの2つのセオリーを同時に説明したかというと、
このミックスの考え方で更に戦略が深くなるためです。


たとえばバッテリーからすると、2アウト1塁0ボール2ストライクの場面。
当然ながら、1球外しますが同時に盗塁阻止する外し方が必要です。
逆に攻撃サイドでは、打者は盗塁を意識したバッテリーの直球を待つことが有効です。1塁ランナーは盗塁があるぞと見せかけランナーが足で牽制することで打者のカウントを有利にすることも出来ます。
投手は牽制をすればするほど打者に投げにくくなります。

上述したように、単独スチールではなくヒットエンドランも非常に有効です。

正に野球の駆け引きとして面白いところですね。



もっと考えを深くしていくと、
普通に打席に入るとバッテリーと打者の3人でのプレーが中心。
しかしそこにランナーが加わると4人でのプレーになります。
更にそのランナーが2塁の時は、ショートの牽制も入り更に5人に。
セカンドも加わって6人。



やはり、野球はチームワーク次第!



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