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中学生野球のコーチ日記

東京で中学生軟式野球のコーチをしています。 2012年11月からは新たに1年生だけのチームで再出発。 毎週の練習日記を綴ります。

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1/13 練習試合

13日は近隣チームとの練習試合。
IJ打撃コーチとSG守備コーチにも事前にアイデアを出して貰い、当日の参加メンバーを見てオーダーを決定。

1番 遊撃 ヒロ    ⇒捕手
2番 三塁 ケイト   ⇒遊撃
3番 投手 ユタカ   ⇒三塁
4番 捕手 タイチ   ⇒投手
5番 一塁 シュウ
6番 二塁 トモ    ⇒左翼
7番 中堅 ユウスケ  ⇒二塁
8番 左翼 サトシ   ⇒中堅
9番 右翼 OB M氏⇒カイ

結果は、2対10。またまた大差の完敗。
センター右へ4本のヒットを打たれましたが、どれもバットの内側でミートされました。本当はこちらが目指していたバッティングなのですが・・・。相手はなかなかの良いチームです。

打たれるのは良いとして、どうしてもピンチで声が出なくなります。
タイムをとってマウンドで集まっても顔面蒼白。



しかし、良い部分もちらほら出てきています。
最終回にやっと2点を返しましたが、トモ、カイ、ヒロ、この3人のガッツが印象的でした。

トモは最終回先頭打者。
出塁には最高の選手が先頭バッターだ、と気合いを入れて打席へ向かわせました。重圧の中シャープなスイングで速球を数球ファールで粘った結果のポテンヒット。たとえポテンでも三振を恐れない気持ちの勝利、とても良い見本です。試合前に全員で確認した『強いスイング』これを2ストライクでも実戦したのです。トモはベースランニングにもこの気持ちが備われば上位打線を打たせたい選手です。今そこに求めるのはスピードではなくて今回のような『気持ち』です。

2out後、カイは死球。昨年10月に野球を始めたばかりの6年生。体験で来たのですが人数が少ないので急遽出場。顔面への死球で、唇を切り出血までしてしまいました。彼には申し訳ない事になってしまったが、その前の打席でも相手エラーで出塁後、ランダウンプレーの間にホームへ突進。アウトにはなりましたがガッツあるプレーが目立ちました。

2out1,2塁で、巡ってきたのが1番打者のヒロ。
この試合、相手も含めて最も良い当たりで2人を向かい入れました。

このトモとヒロの打撃に私は意地を見たような気がします。勿論カイの闘志も同じです。
今までの苦しい練習をしてきても大差で負け続けているため意地を見せろとはっぱを掛けていました。
顔面死球で騒然としている間に、ヒロには、『この打席は、技術ではなく、浅い経験にも拘わらない仲間の闘志とその仲間へ当てた相手へのリベンジの気持ちを俺だったら全面に出して打席に入る』、と耳打ち。元々実力はあるのですが仲間を思いやる気持ちのコントロールがうまくないヒロ。しかしこの打席でこの選手はしっかりと結果を出す事ができました。チームメートに対して上から目線的なところがある一方、この状況で奮起できるという事、ここにヒロの潜在能力が隠されています。これで自信を持つと共に一皮むけてくれれば良いのですが。

2人の投手も課題はありましたが、今後への期待を持てる部分もありました。

先発のユタカは土曜日の練習通りにやればそうは打たれない。(ハズなのですが・・・。)
まだ"投手"に慣れていなく、優しい性格から緊張モードの最先端へ。でもここがユタカを投手起用している第一の目的です。もっと広い視野を持てば必ず払拭できる選手。技術やアイデアの引き出しは最も豊富な選手。まだ1年生。今後の成長が楽しみです。エンジンが掛かってきた4回は素晴らしかった。前日の練習で投げていた魔球を苦しい時に投げられるようになればいくらでも活躍できる。

後半に投げたのはタイチ。
最終回は、トリッキーなインサイドワークをしたがるヒロ捕手のサインに首を振ってストレートに拘らせました。ストレートを多く投げるとフォームが安定する事を本人も分かったようです。ただ、2outランナー1塁で2ストライク時に牽制するなど、まだセオリーの知識がありません。そうかと思えば0outランナー1塁でセットポジションの制止時間を長くしてランナーにスタートをさせない工夫などは大したものです。私には出来なかった芸当です。
盗塁阻止に関しては経験を積む事も必要ですが今後ミーティングで徹底する必要あり。
やっとこのような話をするレベルになった、という事でしょう。
課題は多いのですが間違いなくこのチームを引張るべきリーダーの1人です。
ただ、肘の使い方はもう少し意識させないと。これは私の役目。


試合後直ぐに、内野に連打するノックで送球を受ける一塁を1人で守るシュウを徹底的に動かしたところ、それなりには成ってきました。本人は自信が持てなくて自分が一塁で良いのか? なんて言っていましたが良いのです。
それだけの努力をすれば、巧いか下手かなんて関係無い。ただ一塁はダイレクトに結果になるのでプレッシャーが強いのですが、この選手が成長するための試練。ひたむきな努力のできる選手なのでこのチャレンジに踏み込んでいます。

午後の練習では、地面すれすれでダイビングキャッチする練習やマシンを使ってバントとヒッティングの練習を徹底しましたが、要素技術としては1年前とは比べ物にならないくらい上達してきています。本人達は気付いていないようですが・・・

実は、バッティングマシンを使った練習を私は反対です。
試合でそのような軌道のボールは無いからです。
今日は、球数を決め、早い内にバントが成功すれば残りの球数はヒッティングをさせました。
ヒッティングも投手足元近辺に打球が飛べば、練習最後の外周ランニングは免除としたところうまく打っていました。バントもヒッティングも、年末年始とんねるずTV番組のリアル野球盤のようにパイプ椅子で的を作っての練習です。マシン使用もこのようにバントと目的を徹底的させる練習ならば良いかもしれません。




いつも選手には、以下のように言っています。

『失敗をしろ。
  その中からどうすれば良くなるのかが分かる。
  安全思考プレーでは向上しない。』

『行かないで止まる、投げない、振らない、
  このようなプレーは1人の時にイメトレでやってくれ。
  だったら、先を狙ってアウトになれ、
  チームメートを信じて強く投げてみろ、
  眼をつむってでも最高のスイングで空振り3回して帰ってこい、
  そうするとどうすればよかったのかが見えてくる。』

恐怖心が常に先に出ているためです。
若いうちは失敗した者勝ちです。プロ野球ではないのですから。

『なぜ野球?』、という問いかけを常に選手達にしているのはここです。

『野球はチームワーク。
  チームワークは人を助け、自らも助けて貰える。
  そこから自身が成長できる。』

1人が失敗すると、他のチームメンバーも気付く事ができる。
当の本人は経験として蓄積され、そこから他のメンバーを思いやる事ができる。
そこから、やらされるプレーではなく自分自身に還ってくる。

このような姿勢としての成果もいくつか見えてきた試合でした。
また、ランダウンプレーになるような走塁の仕掛や直前タッチアウトが何度かありましたが、それで良いのです。
これに対しては、『ナイスチャレンジ!』と言ってやりたい。



しかし、現状で最も大きな課題は、試合慣れのようです。
午後の練習でも分かりましたが、今の選手達は楽しく練習をしていると例え厳しい練習でもそれなりのプレーは出来るのです。
しかし試合になるととたんに出来ない。声も出ない。

隔週くらいに練習試合を計画して経験を積んで、3月の公式戦に臨みたいところです。




それにしても人数がギリギリ。
早く、6年生の入部が決まってくれると良いのですが・・・






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